相手の話を聴くときにすぐ答えを出さない練習
相手が困っていると聞くと、力になりたくて「こうすればいい」と答えたくなります。ただ、相手は解決策の前に、どんな気持ちだったかを聞いてほしい場合もあります。
例えば、「今日は仕事で疲れた」と言った相手に、「それなら早く寝れば」と返す。助言としては間違っていなくても、相手は「つらかった出来事を話したかった」と感じるかもしれません。
まずは話を途中で区切らずに聞き、「そんなことがあったんだね」「特に何が大変だった?」と確かめてみましょう。相手の言葉を自分なりに理解できたら、「急な変更が重なって、休む時間がなかったんだね」と短く返します。違っていれば、相手が説明し直せます。
その後で、「今日は聞いてほしい? 一緒に方法を考えたい?」と尋ねると、求めている関わり方が分かりやすくなります。聞く余裕がないときは、「今は手が離せないから、夕食後にゆっくり聞かせて」と具体的な時間を伝えてください。
練習として、交代で数分ずつ今日の出来事を話してみませんか。聞く人は、助言を急がず、話の内容を確認します。聴き方を試す時間があると、互いに何をしてもらえると話しやすいかを知ることができます。
当協会の講座では、聴くことと伝えることを二人で練習します。普段の会話を振り返りたいお二人は、講座内容をご覧ください。
一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会