このカウンセリングは、まるで「免許証」のようなものだと感じます。 現在、「人生100年時代」と言われており、確かに周りには80代、90代の方々が多く見られます。長生きが当たり前となり、夫婦生活も長期化しています。 それに伴い、離婚される方も増えています。 特に熟年離婚という言葉が象徴的です。 離婚は避けられないものだと諦める、「長年二「人で頑張ってきたから、少し工夫して解決できなかったのか」と思うこともあります。

日本では、結婚前に結婚生活について学ぶ「プリマリタルカウンセリング」がまだ十分に普及していません。ある時、プリマリタルカウンセリングを受けた男性が、カウンセリング終了後に「これは免許証のようなものです」その言葉を聞いて、私も「なるほど」と深く納得しました。

アメリカでは、このようなカウンセリングを受けることで、結婚後の早期離婚が半減したという実績があります。 日本でも結婚後すぐに離婚するケースが少ないことを考えると、やはりカウンセリングがもっと広まれば良いのにと常々思っています。

結婚前の教育は、結婚を控えたカップルにとって非常に重要な学びです。私は、結婚するカップルのうち最も千組中五組ほどがこの教育を受けるようになることを目指し、日々努力を続けています。