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結婚・離婚

日本の男女平等は100年経っても今のまま

 日本の男女平等は、世界的に観て遅れていると言われています。
この根拠は、どうして、男女平等が社会的に浸透しないか、と考えることが最近多いです。
カップルや夫婦のもめごとの相談を受けていますと、悩んでいるクライエント
がパートナーの悪いところだけ責めています。

「自分にもこのところは足りないところもあるがうまくいかない。」
このような相談はまれです。

また、家庭内に男女平等を強く意識したパートナーに対する悩みも同じことです。
 家事・育児そして雑用、なんでもやって当たり前といった話が出ます。
これは、関係が作れません。

このようなケースでは、(一社)日本結婚カウンセリング協会は終始
夫婦関係は、人間として平等であることを前提に関係を構築していくことを
お勧めしています。

さて、話を戻しますと、今の日本の男女平等の普及は100年経っても変わらないわけは、
あくまでも私見ですが、

日本には、人間として全ての人が平等である教育が「すべって」いるように思います。
つまり、人間として平等精神が浸透していないのです。 
子供の虐待、子どもの家庭内暴力、大人のDV、学校のいじめ問題
大人の60万人の引きこもり、これらの社会問題は、人として平等、
「人間愛」といったものが、薄れていないか、定着していないのではないか
と思おっています。

 男女平等の基本中の基本である人としての平等、「人間愛」
といったことを皆がしっかり自覚して実践することで、より具体的な「男女平等」
が成り立っていくと考えます。

 日本の人として平等、そして人に対す人間愛
が中途半端に語られているように思います。

 今後は、人としての平等をきちんと私たちが身に付けて
「男女平等」を日本にも定着させていかなければいけないと考えています。

                          以上

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