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コラム

結婚・離婚

「好きだけで結婚したら、“嫌い”になった時に何も残りません。」

一生を共にするには、“好き”より“理解”と“尊重”が必要です。

「好き」だけに頼る危うさ
恋愛の勢いで「好きだから結婚しよう」と決断する人は少なくありません。しかし、結婚生活は恋愛とは違います。毎日の暮らしの中では、相手の短所や不満が目につくこともあります。もし「好き」という感情だけを基盤に結婚してしまうと、その気持ちが冷めたとき、夫婦として支えるものがなくなってしまうのです。

感情は変わるもの
「好き」という感情は大切ですが、永遠に同じ形で続くわけではありません。仕事の忙しさ、育児の大変さ、生活リズムの違いなどで、心の余裕を失えば「嫌い」と感じる瞬間も訪れます。感情だけに頼る結婚は、ちょっとした環境の変化で簡単に揺らいでしまうのです。

支え合う土台を築くために
大切なのは、「好き」以外にも夫婦をつなぐ土台を持つことです。価値観の共有、将来のビジョン、コミュニケーションの習慣――こうした基盤があるからこそ、感情が揺らいでも関係は続きます。プリマリタルカウンセリングは、この土台を結婚前に築くための大切な場なのです。

「好き」から「信頼」へ
結婚を長く続けるために必要なのは、一時的な感情ではなく「信頼」と「協力」です。結婚前に準備をしておけば、たとえ一時的に「嫌い」と思っても、関係を立て直す力が残ります。好きだけで結婚するのではなく、好きだからこそ学びと備えをしておく――それが本当の愛を守る姿勢なのです。

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