「育った家庭の話をすることが、こんなに大切だとは」
（達也さん・35歳、栞さん・34歳／再婚・子どもあり）
私たちは再婚同士。しかもお互いに子どもがいるという状況で、コロナ禍の中、再婚の話を進めていました。最初は「子どもたちがうまくやっていけるかどうか」という心配が一番にあったのですが、プリマリタルカウンセリングを受けてみて、何よりもまず“私たち大人の土台づくり”が一番大切なんだと気づかされました。
中でも印象に残っているのは、「育った家庭の価値観を言葉にして共有する」というワークです。自分の家では当たり前だったしつけや生活習慣が、相手にとってはストレスのもとになっていたこともあり、思わずハッとすることばかりでした。
互いの無意識のルールに気づき、認め合うことで、子どもたちへの接し方や話し方にも変化が生まれ、少しずつ“家族になっていく準備”ができたように思います。ときには涙が出るセッションもありましたが、そうやって本音で向き合えたからこそ、ただの同居ではなく“夫婦になる”という感覚を得られました。
先が見えない不安が多かったコロナの時期、心を整える場所として、このカウンセリングは本当に支えになりました。再婚を考える人たちにも、ぜひ受けてほしいです。私たちにとって、これは“安心してもう一度愛を築くための第一歩”でした。